マイスリーを飲む際に気をつけておきたいこと

マイスリーを服用する際の注意点について

マイスリーは2000年に発売された非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。副作用と効果のバランスがとれており、様々な場面で処方されていることから、日本でもっとも使われている睡眠薬の中の一つです。しかし、副作用と効果のバランスが取れているからといって副作用がないという訳ではなく、むしろ注意点は多いです。

 

上手く使えば大きな効果を発揮するマイスリーですので、注意点を押さえて安全に使いましょう。

 

マイスリーの作用機序

 

作用機序とは薬が体に影響を与える仕組みです。マイスリーはどう体に働きかけることで眠くなるのでしょうか?

 

脳内にはベンゾアベジン受容体と呼ばれる組織があります。このベンゾアベジン受容体が活発に働くと、反対に脳の動き自体は鈍っていきます。脳の動きが鈍ると「眠くなる」というわけです。

 

マイスリーはベンゾアベジン受容体を活発に働かせる効果がありますから、それにより睡眠効果を得るのです。

 

マイスリー服用時に注意しなければならない人


マイスリーを飲むとどうして眠くなるのかは分かったと思います。しかし、マイスリーはどんな患者にも何も考えず使っていいわけではありません。この場合には慎重に使わなければならない、という注意点も多くあります。

 

注意して使わなければいけないケースをいくつかに分けて紹介します。

 

服用してはいけないケース

マイスリーの成分の多くは肝臓で代謝(薬を体の外に出す為の処理)されます。

 

そのため、肝臓に大きな障害を抱えている患者では代謝がうまく行かず、血中濃度が上昇してしまい薬の効果が強く出すぎてしまいます。

 

  最高血中濃度到達時間 最高血中濃度 半減期
肝硬変患者 0.69±0.54 499±215 9.91±7.57
健康な成人 0.72±0.42 250± 57 2.15±0.25

 

最高血中濃度と半減期が健康な成人と比較してかなり大きいとわかるはずです。

 

血中濃度が高ければ効き目が強い、半減期が長ければ、薬が体の外へ出るまでの時間が長いということになります。

 

薬の効果が強く出ると当然副作用も大きくなってしまうために危険です。また、半減期が長いので長期間副作用で苦しみます。

 

肝臓の数値が不安な方は、事前に医師に相談して服用が可能かどうか判断してもらいましょう。

 

慎重に服用した方がいいケース

服用してはいけないケースほど厳密に禁じられていなくても、何らかの病気を抱えていたり、体が弱っていると何らかの問題が出る場合があります。

 

そういったケースを紹介します。

 

腎臓に障害がある患者

肝臓ほど割合は多くはありませんが、腎臓でもマイスリーの代謝は行われます。

 

  最高血中濃度到達時間 最高血中濃度 半減期
透析患者 1.7±1.0 172±96 2.4±1.3
健康な成人 0.72±0.42 250±57 2.15±0.25

 

その為に、肝臓が弱っていれば同じくマイスリーの排出は遅くなり、副作用が強まる可能性はあるでしょう。

 

体が衰弱している患者

体が弱っていると代謝する能力が落ちますので、薬の効果が強く出てしまいます。副作用が出る確率も上がるのでまずは少ない分量から始めましょう。

 

高齢者


お年寄りは

 

・肝臓が弱っている
・腎臓が弱っている
・体が衰弱している

 

といった今までのケースが当てはまる場合が多くなっています。

 

実際に高齢者(平均75歳)に関しては最高血中濃度到達時間が1.8倍、最高血中濃度は健康的な成人の2.1倍というデータが出ています。

 

つまり、効果が出るまでの時間は伸びるが、効き目は大きくなるということになります。

 

強く効くためかふらつきの症状がでやすくなっているので、最初は必ず最小量の5mgからはじめるようにしましょう。

 

脳に器質的障害がある患者

マイスリーは脳に作用することで睡眠効果を発揮する薬品です。その為、脳のそのものに物理的な損傷があった場合、想定した通りの効果が発生しない場合があります。多くの場合で薬の効果が強く出てしまうようなので、副作用が大きくなってしまうようでしたら使用する量を控えるようにしましょう。

 

心臓に障害がある患者

マイスリーは脳の働きを鈍らせることで睡眠効果を得ますが、単に眠くなるだけではありません。

 

その際に一緒に脳の機能のいくつかが鈍ってしまうのですが、その中に血圧調整機能があります。血圧のコントロールができなくなると血圧低下しまうことがあります。

 

血圧が低下してしまうと心臓病が悪化してしまう可能性があります。やむを得ず利用する場合には医師に相談のうえ、体の状態に注意しましょう。

 

服用を見送った方がいいかもしれないケース

上記はマイスリーの効果が変わってしまう、もしくは体に害があるという物でしたが、今のところデータが少ないので大丈夫なのか、安全なのかわからないというケースがあります。

 

新生児、乳児、小児


安全性が見極められていない、という状態なのでひょっとしたら問題ないかもしれませんが、それは何が起こるかわからないということにもなります。

 

事前に医師とよく相談した上で、どうしても必要だというのでなければ服用はやめておいた方がいいかもしれません。

 

なんにしても、「最近子供の寝つきが少し悪いのでマイスリーを出してください!」というような軽い気持ちで使わない方がいいでしょう。

 


注意点ですがマイスリーはPTPシートというアルミとプラスチックで包装されていることが多くなっています。成人でしたら問題はありませんが、子どもの場合はそのまま飲んでしまいことも考えられるでしょう。

 

切り離したPTPシートは角がとがっていますので、誤飲してしまうととても危険です。最悪の場合手術が必要な位深く刺さってしまいますので、服用の際には切り離した状態ではなく、必ずシートから出した状態で渡すようにしましょう。

 

妊婦

妊婦の服用は安全性が確認されていないので極力避けた方がいいでしょう。また母乳から乳幼児に薬の成分が移行しますので、授乳期に関しても同じく推奨されていません。

 

マイスリーの飲み方に関する注意点

ここではマイスリーはこんな飲み方はしない方がいい注意点、こんなタイミングでは飲まない方がいいといった注意点について解説していきます。

 

長期連用は避ける

長期間の服用を続けると、体が慣れてしまいマイスリーがないと眠れないという状態になってしまいます。また、同じ量では眠れなくなり薬の量もどんどん増えてしまうことで、身体的金銭的負担を大きくなってしまいます。

 

大量服用は避ける

注意点として飲みすぎると、睡眠時間が伸びすぎたり昏睡状態といった意識障害に発展してしまう可能性もあります。更に進めば呼吸が止まってしまうなどの命に関わる症状が出てしまうこともあるでしょう。

 

機械や車の運転をする際は避ける

流石に睡眠薬を飲んだ瞬間寝てしまうということはありませんが、機械や車の運転中はちょっとしたふらつきが命とりですので、直前の服用はやめておきましょう。

 

マイスリーの副作用・相互作用に関する注意点

いままで、こんな人はマイスリーを飲む際に気をつけた方がいい、こんな飲み方はしない方がいい注意点に関して説明しました。

 

しかし、マイスリーを飲んでも問題のない人が正しい量・正しいタイミングで飲んでも副作用は発生してしまいます。
そこで、副作用にはこんなものがあるという点について解説します。

 

また、マイスリー単独なら問題なくても他の薬と併せることで問題が出てくるケースもあります。

 

この二点について解説します。

 

マイスリーの副作用

高い効果とのバランスがいいだけで、副作用の発生率は15%以上と決して低くはない数値です。

 

代表的な副作用としては、

 

依存性、離脱症状、前向性健忘、肝機能障害、ふらつき、めまい、眠気、頭痛

 

といった、症状の中から複数の物が現れることがあります。

 

注意点としてその中でも現れることが多い症状はふらつき、眠気、頭痛となっています。前述の様にこれらが出てしまうと車や機械の運転は危険になってしまうでしょう。

 

マイスリーの相互作用

相互作用とはその薬の効果を高めてしまったり、弱めてしまったりすることです。

 

薬の服用量は「この位の効果ならこれ位の量が適切」という判断のもとに決められています。もしも効き目が倍になったのに同じ量を飲んでいたら危険です。

 

注意点マイスリーの効果を変えてしまう相互作用を持った薬は、併用は控えた方がいいでしょう。

 

代表的な物として麻酔薬、睡眠薬あたりが当てはまるでしょう。

 

また、薬ではありませんが、アルコールもマイスリーと同じく睡眠効果・鎮静効果を持っている為、一緒に使うと効果が倍増しすぎて危険ですのでやめておきましょう。

 

マイスリーはどんな薬?


マイスリーは寝付きを良くする睡眠導入剤で、2000年に認可された新しいタイプの薬として多くの不眠症の患者さんに投与されています。マイスリーの注意点としては、抗不安作用や筋弛緩作用を伴わないタイプの薬で、ふらつきやめまいの副作用がない画期的な新薬とです。

 

注意点としてお年寄りが従来の睡眠導入剤を服用すると、足元がふらついて、骨折をするなどのトラブルが多かったのですが、マイスリーには筋弛緩作用がないので、ふらつきが起こらないために、トラブルを減らせます。
注意点として一般的にお年寄りは若い人に比べると不眠症になりやすいので、気軽に服用できて、依存性があまりないマイスリーがたくさん処方されています。

 

上手に服用するための注意点としては、寝る直前にマイスリーを服用して、光を完全に遮断をします、こうすればで寝付きが良くなります。寝付きが良くなるだけで不眠症の多くが改善されるので、注意点としてうつ病などの精神疾患にならないようにする予防的な措置としてマイスリーを処方する病院もあります。

 

眠りというのは認知症にも関連するほど重要な行為なので、不眠症だと感じたら、精神科などを受診してマイスリーのような新しいタイプの薬を処方してもらうのが大切です。

 
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